株をやるなら、最低限これだけ知っておけばOK
今回は、「株をやるなら、最低限これだけ知っておけばOK」という基礎知識についてお話しします。
〇日本の株
まず、日本の株といえば「日経平均」です。
これは、日本の大手企業255社が合体した数値と思ってください。
ちなみに、指数は、
30年前は25000円
そして今は23000円、、、
30年経っても、日本は株価が成長していません。。(当然、短期間での上下はありますが)
〇アメリカの株
一方、アメリカの株といえば「S&P500」です。
これは、アメリカの優良企業500社をまとめた数値と思ってください。
日経平均のアメリカ版のようなものです。
(実態は全然違いますが。。)
S&P500は、同じ会社ばかりじゃなくて、新陳代謝があるんですね。
悪い企業は除外されて、新しい企業が組み込まれるので。
ちなみに、アメリカ株の指数は、この30年間でおよそ10倍になっています…!!
つまり、これらの情報をまとめると
「日本の株はおすすめしない…」
「アメリカの株はおすすめ!」
と言えます。
多くの人が、「株をやろうかな」と思ったら『日本の個別銘柄』を買おうとするのですが、それはオススメしません。
個別銘柄だと、いつどの株が上がったり下がったりするのかなんて、誰にも分からないからです。
私にはもちろん分かりませんし、投資のプロでも分からないでしょう。
アメリカのS&P500を買う方が、
リスクも低く、安定した収益化が見込めます。
断然!です。
〇株を買う方法は?
ちなみに、株を買う方法は2つあります。
1.投資信託で買う方法
2.ETAで買う方法
このどちらかです。
証券口座を作るなら、
1.SBI(ソフトバンク・インベストメント)
2.楽天
このどちらかにしましょう。(私はどちらも持っています)
使いやすいですし、ポイントが貯まるなどお得な特典も多いからです。
口座がないと何もできないので、証券口座を持つのは必須だと思ってください。
ちなみに、株を買うなら「eMAXIS Slim」がおすすめです。
楽天でもSBI証券でも買えますし、コストも安く済みます。
※なお、色んな株がありますが、一番初めは、やはり「S&P500」が断然おすすめですよ。
〇株を買うタイミングはいつ?
これ、よく聞かれるのですが、
ぶっちゃけ、株を買うタイミングは分かりません。。
正直、分かる人なんて誰もいないんじゃ??と思っています。
分かっていたら、それはそれで問題ですし(笑)
そうなんです、
いつ高くなるか、安くなるかなんて、誰にも分からないんですよね。
それが短期になるとさらに分からないです。。
明日、
1週間後、
1年後にどうなっているかなんて分からないですよね。
でも、アメリカの株(S&P500)なら、長期で持っていれば、確実に上がっていくことが分かっています。(ここ30年間の指数を見れば誰にでも分かる)
積立で買えば、毎月決まった金額を積み立てるだけでいいのでラクだし、確実なんですよね。
(精神衛生上もいいですし)
「株を買うおすすめのタイミングなんて、誰にも分からない…」
「でも、S&P500なら、長期的に積立で買っていけば、長期的に上がることは確実!」
「短期的に上がるタイミングが分からなくても、ほぼ確実に資産を増やせる!」
というわけで、
・S&P500を
・毎月積立で買う
これが、今もっとも確実な株の運用であると、自信をもってここに断言します。
〇日本の株はオススメしない?
少し、日本の株にも少し触れたいと思います。
ここまでアメリカの株ばかり推して話をしてきましたが、私も日本人なので^^;
なぜ、日本の株への投資はオススメしないのか?
まず、日本の年金運用は、日本の株でやろうとしています。
まあ、当然といえば当然ですよね。
でも、、
日本の株価は上がっていないので、利益は基本的に出ないんです。。(少なくともアメリカには到底敵わない…)
〇アメリカの株がいいのはなぜ?
一方、アメリカ人はアメリカの株を買うために、毎月、30年とかの期間をかけて積み立てています。
それが年金になるわけですね。
アメリカは基軸通貨なので、為替リスクがありません。
※基軸通貨とは?→世界共通の決済通貨のこと
アメリカは経済規模がとても大きいですよね。
世界の約60%はアメリカが占めていると言われています。
そして、アメリカは企業も強いです。
新しい技術(イノベーション)が出るときって、大体アメリカの企業から出ますよね。
マイクロソフトしかり、
Googleしかり、
amazonしかり、
Facebookしかり、
Twitterしかり、
です。
それに、アメリカは軍事力が大きいです。
ちなみに、日本が海外商品を買うときは、円じゃなくて、ドルで買っています。
というわけで、特に初心者にはS&P500の積み立てがおすすめなんですね。
しつこいようですが、大事なことなので何度でも言います(笑)
〇投資信託とは?
投資信託をどれにするか、選ぶのも重要です。
良い投資信託は、分配金がないので、分配金がないものを買う方が良いです。
・投資信託は株式に上場しているわけではない
※投資信託はすぐに売ったり買ったりできない
〇ETFで買う
ETFは、株式市場に上場している上場企業です。
メリットとして、株をすぐに買ったり売ったりできます。(市場が空いている9:00~15:00ならいつでもOK)
ただし、ETFは株式なので、投資信託のように積立することができません。
自分で買い注文をするしかない、ということですね。
なので、自分で売買したいならETF、
積立したいなら投資信託と覚えておきましょう。
ずっと聞いてきたけど、よく分からない、、(*_*)
というようなら、とりあえず、
【S&P500に連動している投資信託の積み立てを毎月一定で買う】
ということをすればOKです。
これだけでも、十分に「保全の効いた運用」に参加していることになりますので(^^)
買うタイミングを考える必要もありませんし、とってもラクですよ。
ちなみに、S&P500以外にこんなのもあります。
・ダウ:昔からある30銘柄(伝統的な企業30社)
・ナスダック:ダウとは真逆で、最新のIT企業の集合体(Googleとかアップルとか)
ご参考までに。
〇まとめ
・株をやるなら日本よりもアメリカ
・個別銘柄がどのタイミングで上がるか下がるかなんて、誰にも分からない
・でも長期スパンで見たら、S&P500が上がり続けることは明白
・なので、S&P500を毎月積立ていくのが、現状もっとも確実な資産運用と言える
・積立をするなら、S&P500に連動している投資信託でOK
これから株をやろうと思っている方へ、少しでも参考になれば幸いです。
タクヤ
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